ホームホワイトニングってどのくらい白くなるの?
歯医者のホワイトニングには、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類があります。それぞれに異なる特徴があるのですが、最近、ホームホワイトニングの人気が高まりつつあります。ここではそんなホームホワイトニングの特徴やオフィスホワイトニングとの違い、どのくらい白くなるのかなどをわかりやすく解説します。
ホームホワイトニングって何?
ホームホワイトニングとは、その名の通り自宅(ホーム)で行うことができるホワイトニング法です。もちろん、自宅だけではなく外出先でも行うことができます。ホームホワイトニングでは、まず自分専用のマウスピースを作成します。そこに処方された薬剤を塗布し、お口の装着することで歯を白くできます。
オフィスホワイトニングと何が違うの?
ホームホワイトニングが気になっている方にとって、最も知りたいのはオフィスホワイトニングとの違いですよね。ホームホワイトニングは、次に挙げるような点においてオフィスホワイトニングと異なっています。
好きな時・好きな場所で歯を白くできる
オフィスホワイトニングとの最大の違いは、施術するタイミングです。オフィスホワイトニングでは、通常の歯科治療と同様、診療の予約をとって歯科医院(オフィス)に出向かなければなりません。一方、ホームホワイトニングは好きな時、好きな場所で施術することができます。
歯の白さを長く保てる
オフィスホワイトニングは、即効性が高いのですが、白さを持続する期間は比較的短くなっています。一方、ホームホワイトニングはゆっくりと歯を白くすることから、色の後戻りも遅くなっています。つまり、歯の白さを長く持続させることができるのです。
歯に与える影響が小さい
歯医者のホワイトニングは、基本的に安全ですが「知覚過敏(ちかくかびん)」という症状が一時的に現れることがあります。これは漂白剤という強い薬剤を歯質に作用させるからです。もちろん、ホームホワイトニングでも漂白剤を使用しますが「過酸化尿素」という比較的作用の弱い薬剤を用いることから、知覚過敏などの症状が生じにくいという違いがあります。
費用が安い
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングよりも安い価格で歯を白くすることができます。これもホームホワイトニングが人気である理由のひとつといえます。
どっちの方がどのくらい白くなるの?
最後に、ホームホワイトニングではどのくらい歯が白くなるのかについて触れておきます。
オフィスホワイトニングの方が白くなる?
オフィスホワイトニングでは、過酸化水素からなる薬剤を用いて光照射を行うため、歯が白くなるまでにかかる期間が短いです。また、歯の白さの度合いでいうと、オフィスホワイトニングの優っているといえます。ただ、歯というのはもともと真っ白な組織ではなく、半透明で艶のある性状を呈していることから、真っ白にすることが必ずしも良いとはいえません。そこで生きてくるのがホームホワイトニングの特性です。
ホームホワイトニングは自然な白さ
ホームホワイトニングは、ゆっくりと時間をかけて歯を白くしていくので、最終的には自然な白さに到達させることが可能です。そのため、とにかく歯を白くしたいという方にはオフィスホワイトニング、時間がかかっても良いので自然な白さにしたいという方には、ホームホワイトニングがおすすめといえます。
ホームホワイトニングの持続期間
ホームホワイトニングの効果は、6ヶ月から1年程度持続するのが一般的です。色が後戻りするまでにかかる期間を延ばすためには、普段の生活習慣に気を配りましょう。着色性の強い食べ物を避けたり、喫煙を控えることで、白い歯を長持ちさせることが可能です。
【まとめ】
このように、ホームホワイトニングなら自然な歯の白さを手に入れることができます。歯が白くなるまでに時間がかかるというデメリットはありますが、その分、後戻りもしにくいというメリットも併せ持っています。そんなホームホワイトニングについてさらに詳しく知りたいという方は、お気軽に当院までご相談ください。ホームホワイトニングに関するどんな疑問にもお答えいたします。