こんにちは!
受付の大島です。
今回はキシリトールについて話していこうと思います。
私たちの日常の中でキシリトールという名前を一度は目にしていると思います。キシリトールとは白樺や樫などの樹木や植物からなる天然の甘味料になります。部類的には、ブドウ糖を原料としたソルビートールや麦は麦芽糖を原料としたマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間になります。
キシリトールと言うとガムを連想する事が多いと思いますが、いちごやほうれん草といった食べ物にも含まれています。ただ、より多くの摂取となるとキシリトールの商品の方がより多いです。
キシリトールが何故歯に良いのかはいくつかあります。まず、キシリトールは虫歯の原因となるミュータンス菌の働きを抑制する効果があります。ミュータンス菌は、糖を摂取するとグルカンというネバネバとした物質を作りだします。その状態に菌が混ざる事により、歯垢ができ、虫歯の原因になります。
歯垢の中のミュータンス菌は、酸を出します。これにより、歯が溶けていき虫歯になってしまいます。キシリトールには、酸を出す原料にならない為、虫歯の抑制になります。
酸によって歯の表面が溶けても、唾液が口腔内で中和する事により、カルシウムやリンが歯の表面に戻って表面が溶けてしまった歯を修復していきます。これを再石灰化といいます。この繰り返しで、虫歯になりにくい歯が作られていくのですが、キシリトールはこうした再石灰化を促進する効果もあります。
虫歯予防のために必要なキシリトールの量は、1日5グラム以上と言われています。
この量は、キシリトールガム4~8個ぐらいになります。これを一度に食べるのではなく、1日3回~4回程度に分けて食べると効果的と言われてます。
キシリトールは虫歯予防になるので適量摂取することをお勧めします。
キシリトールだけでは虫歯は防げないので、しっかり歯磨きもして、より健康的な歯で美味しく食事をしましょう!
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キシリトールとは
キシリトールは、ソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間です。自然界では多くの果実や野菜に含まれています。