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歯周病と糖尿病!

こんにちは!衛生士の星野です。
今回、歯周病と糖尿病の関わりについて少し書きたいと思います。

日本人に糖尿病として疑われる人、糖尿病の可能性を否定できない人を合わせると約2,210万人いると推定されているそうです。
そして、歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われています。

★なぜなのか?
歯周病菌は容易に血管内に侵入し全身に回るものの、体の力により血管に入った細菌は死滅します。
しかし、歯周病菌の死骸が持つ内毒素は残り、その内毒素がTNF-αの産生を促すため血糖値に悪影響を及ぼすのです。
TNF-αには血液中の糖分の取り込みを抑える働きがあるため、血糖値を下げるホルモン(インスリン)の働きを邪魔してしまうのです…。

歯周病を合併している患者さんが歯周病治療を行うことで、血液中のTNF-α濃度が低下するだけではなく、HbA1c値も改善するという結果も出ています!

歯周病も生活習慣病なので、ご自身のケアのみでなく歯医者での検診が大切ですね。

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